カテゴリー:君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

ほんの一秒ほどの出来事

見上げているのか見下ろしているのか分からなくなるような雲に意識が吸い込まれて時・・・

深夜の金属音

多分午前一時頃か二階の寝室で寝ていると下の階から不審な金属音それが断続的に聞こ・・・

雨音

きっと雨粒が小さいのだろうシトシトシトリシトシトリ雨音に誘われて確信の二度寝ア・・・

時のいたずら

午後2時次の予定まで1時間半あった何をするか選択肢は2つ昼寝するかガーデニングか・・・

シフト表

今後の人生が変わるかも知れない日だったバイト先のシフトがなんの打診もなく週に2・・・

春風、再び

仕事であれれって感じのプチミスを連発した帰り道自転車を漕ぎながら幾つミスしたか・・・

春風

穏やかで人肌みたいに潤いのある風が僕を掬い上げてあの雲まで押し上げてしまいそう・・・

クラシックを聴きに来た小鳥

クラシック音楽を聴きながらドレープの多いカーテンが揺れる様を眺めているとなんの・・・

僕の時間

リビングに聞こえるのはMLB中継の落ち着いた解説と身支度する君の穏やかな音君も僕・・・

ただぼんやりしているだけでも

日記というのは頁を開いて前に座り鉛筆は横に置いてただほんやりしているだけでも日・・・

言い訳

そう思えば言い訳も悪い事ばかりじゃない何かを始めた時周りにその理由を聞かれこう・・・

まんまるの笑顔

緊張してしどろもどろだった新人が三週間経ってまんまるの笑顔になったこっちが本来・・・

庭木の剪定をしようとすると風が強く吹いてきた切った枝葉が暴れるので剪定はやめて・・・

ぼんやりが眺めるアンバランスなバラバラ

色も形も重さも質感も違うてんでバラバラな様々が床に散らばってまばらな所と重なっ・・・

午後五時半の情景

十年ほど前だったと思う仕事から帰る僕を君はしょっちゅう大通りまで迎えに来てくれ・・・