カテゴリー:君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

春風

穏やかで人肌みたいに潤いのある風が僕を掬い上げてあの雲まで押し上げてしまいそう・・・

クラシックを聴きに来た小鳥

クラシック音楽を聴きながらドレープの多いカーテンが揺れる様を眺めているとなんの・・・

僕の時間

リビングに聞こえるのはMLB中継の落ち着いた解説と身支度する君の穏やかな音君も僕・・・

ただぼんやりしているだけでも

日記というのは頁を開いて前に座り鉛筆は横に置いてただほんやりしているだけでも日・・・

言い訳

そう思えば言い訳も悪い事ばかりじゃない何かを始めた時周りにその理由を聞かれこう・・・

まんまるの笑顔

緊張してしどろもどろだった新人が三週間経ってまんまるの笑顔になったこっちが本来・・・

庭木の剪定をしようとすると風が強く吹いてきた切った枝葉が暴れるので剪定はやめて・・・

ぼんやりが眺めるアンバランスなバラバラ

色も形も重さも質感も違うてんでバラバラな様々が床に散らばってまばらな所と重なっ・・・

午後五時半の情景

十年ほど前だったと思う仕事から帰る僕を君はしょっちゅう大通りまで迎えに来てくれ・・・

大好きなポーチュラカ

冬を越したポーチュラカ大好きなポーチュラカ大好きだった人が大好きだったポーチュ・・・

封印されていた記憶

あっこんなところにあったんだ長袖Tシャツが欲しいから買いに行こうと思っていたら・・・

黄色いランドセルカバー

交差点でバイバイした小学生の女の子黄色いランドセルカバーをつけているから一年生・・・

水たまりと落ち葉と蟻

水たまりに落ち葉はよく似合う水たまりの中の小さな空を落ち葉が泳ぐ小舟のように揺・・・

1リットルの牛乳パック

五時に起きてひとりの時間を楽しんでいると六時に妻が起きてきたいつもより30分早い・・・

飴玉の使い方

みんなに飴玉を配って人気者になろうとしている人みんなは飴玉は受け取るけど決して・・・