カテゴリー:君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

あからさま

褒めて欲しい褒めて欲しいほら偉いでしょ褒めてよもっと言ってよあからさまに言い放・・・

屋上で空を#64

早起きを始めて二ヶ月半四時半に起きると窓が赤かった急いで屋上に上がると朝焼けが・・・

一日の始まり

今年初めての蝉の声やや控え目なのは気のせいかゆったりと風に揺れるサンキャッチャ・・・

前開きと前閉じ

僕はパンツ売り場の前で右往左往していたのだろう男性店員が声を掛けてきた「うちの・・・

男子大学生

椅子をひとつ挟んだ隣の席の大学生らしき男性は見るからに酷く疲れていてテーブルに・・・

フレンチクルーラー

カロリーが低いからいつもフレンチクルーラーだと同い年の友だちが言ってた僕はいつ・・・

夏色のスニーカー

夏が来るブランコの子供たちが空を蹴ったから夏が来る髪も乾かさずに春が行ったから・・・

オパキャラマドパキャラマドパオパオパ

レの鍵盤が下がったままになってしまったさてどうしようかと思った時にはもう工具箱・・・

空蝉

なんともう空蝉がシマトネリコの木に確認出来ただけで六つだけど蝉の声は全く聞かな・・・

ポケットにポケットを

仕事で使っているエプロンに穴が開いた家に持ち帰ってさてどうやって穴を塞ごうかと・・・

好み

ダールベルグデージーのツンと鼻に来る匂いがずっと前から苦手だったでも今年はとて・・・

コンクリートのように

「私また告られたんよ」ぐっと至近距離に近付いて言うあっそう気のない返事が逆に彼・・・

長年の攻防に終止符か?

エアコンの風が冷たくて冷たくて僕には寒過ぎるのは妻が27℃にしたから僕が28℃で機嫌・・・

コーヒーマシンの前で

透明のカップを持って化石のように固まった老人男性「これどうしたらいいのかな」「・・・

三日月の仕業

少しぼやけただけど見事な三日月だった「今日は三日月だったんだ」助手席の僕が見上・・・