カテゴリー:君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

高い買い物が安くなる時

家にある電子ピアノは長男がまだ妻のお腹の中にいる頃に妻の気晴らしになればと買っ・・・

心の友

朝に点滅信号辺りで時々出会う小学五年くらいの男の子ちょっと重そうにランドセルを・・・

日記を書き始めて三週間ついに妻が何書いてるの?と言ったとっさに出た嘘が量子力学・・・

空に僕の心が映る

雲が震えてるのかと思ったそんなことはないよねじゃあ僕が震えているんだ就活中の長・・・

我慢と後悔で出来た数珠

職場で同僚から「これあげる」と500mlペットボトルに入ったカフェ・オ・レを貰った・・・

感傷的な楽天家だった君へ

思わぬ場所で聴いた古い歌懐かしさで涙ちぎれるあの頃物悲しくて胸が締め付けられた・・・

五分の間に出来ること

今になってやっと気付いたのは時間が足りないということ時間がいっぱいある時は無駄・・・

もみじ饅頭

旅行から帰った長男がもみじ饅頭を買って来てくれたそういえば我が家の最初のシンボ・・・

漆黒の深淵

炭を水で洗った耳を澄ませば赤く燃えた記憶を取り戻すように途切れ途切れに音が聞こ・・・

春は近いがまだ遠い

雲が重しのように空を覆っている二の足を踏んでいる春は気配だけをポストに入れて雲・・・

人生の達人

 大阪のおばちゃんはいつもエプロンにアメちゃんを入れていて事あるごとに誰彼・・・

午後九時の情景

長男は旅行に行くとかで荷造りとファッションショーでリビングが乱雑極まりない次男・・・

誰にも言わないで

なんともややこしい話だけどAさんが何かと本部から目をつけられ監視されていたBさん・・・

止まった時間がまた動き出した

夕陽が沈むのを待つけどあと少しの所で全く動かない待つと決めてからは時間は止まっ・・・

エラのスキャット

桜餅を食べるとふと閃いたオーディオの音を確かめるのに使う曲をエラ・フィッツジェ・・・