カテゴリー:君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

真の大人の階段#2

「寒いね」「寒いですね」「嫌になるね」「そうですね」ロッカーで時々会うだけの人・・・

新・大人の階段

「大丈夫。もう子供じゃないし」君はそう言うけど晩御飯を乗せたトレイを両手で持っ・・・

指差したその先にあるもの

小学3年生くらいの少年が空を指差して何か喋っている隣の父親がその先に目をやり二・・・

空を見下ろして

河口付近で川は穏やかに逆流していたせめぎ合いの末の波もやがで来る潮の引きで止ま・・・

脱線

朝から決めていた予定を一つずつこなしていく途中で何度か脱線したけどなんとか戻っ・・・

ぼんやりして

一週間前から図書館に行こうと決めていたのに館内整理で休館だったのでカフェでぼん・・・

男と女の終わらない会話「意味がない」

「それって意味ないやん」間髪入れずにそう言われその意味がなさそうな事をやってど・・・

フルーツゼリー

自転車でコケた幸いだったのは走行中でなく乗ろうとして手を滑らして倒れた自転車に・・・

ぼやけた空

薄青色でぼやけた空だったそれに合わせるように雲の輪郭もぼやけていて優柔不断のよ・・・

高揚感を指でなぞる

最近のこの高揚感は何だろう 思い当ることを50個書けと言われれば書けるけど3・・・

相思相愛

吸い込まれそうな僕が思い切ってジャンプすると相思相愛が渦巻いて螺旋になって上っ・・・

午前5時半の情景

夜は昨日の何をまだ隠したいのか真っ暗なままでいるやがて来る朝陽に身を焦がすまで・・・

青い空

こんなに寒くて黒くて厚い雲が迫るように空にあっても青い空は探せば見つかるやっぱ・・・

真の大人の階段#1

罪作りな扉だと言ってしまったのが始まりだった本当は扉に罪なんてない怠惰の二文字・・・

続・大人の階段

「これ砂糖入ってないやん」僕が飲むかい?と差し出したコーヒーをひと口飲んだ次男・・・