検索
穏やかに晴れた日の夕暮れは強い風が吹くまるで寝床へ帰る鳥たちの背中を押すように今日もいい一日だったろう?とまるで自分のおかげだと言いたげに···
夜道を歩けばあちこちで虫の音リリリリリリリリリーンリーンリーンコロコロコロコロ・・・
ちょっと見ないうちに随分と大きくなったじゃないかそのワイアプランツはよく繁って・・・
何処から来たのか誰のものなのか分からないけどふわふわふわふわあてもなく彷徨って・・・
薔薇が咲いたほんのり甘く薔薇らしい高貴な香りすうっと吸い込んて胸の中に閉じ込め・・・
今年はツクツクボウシの声が聴けなかった耳を傾け噛み締めたかったのに僕にとっては・・・
「早口だったのでなんて言ったのか分からないよ」 「いつもと同じ速さだけど」・・・
窓を開けるとすっかり冷めた風視線を上げれば朝焼けの雲外に出て箒を動かせば乾いた・・・
好きな席へどうぞと言われ座った席の真上に天井に埋め込みのスピーカーがあったモダ・・・
台風が通り過ぎていつもより沢山の落ち葉しゃがんだまま一枚ずつ拾えば荒れた景色が・・・