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「これ砂糖入ってないやん」僕が飲むかい?と差し出したコーヒーをひと口飲んだ次男が言った苦かったんだ前は砂糖を入れて飲ませて美味しいやんと言···
罪作りな扉だと言ってしまったのが始まりだった本当は扉に罪なんてない怠惰の二文字・・・
どうしようもなくらいのガラクタが積み上がった棚がある扉があるので開けなければ何・・・
「髭剃りたいんだけど」高2の次男が言うえっ何処に生えてる?と顔を撫で回しても指・・・
同世代の友と小学生の頃に聴いた深夜ラジオの話で盛り上がるこめかみの奥がざわめく・・・
「私は10人に1人の選ばれた宇宙人なの。だから神様に試されてなんかいないよ」真顔・・・
これが終わりじゃなく始まりの一部だと皆が知っている知らないうちに芽が膨らんで緑・・・
夜中の雪は朝には止んで畑の隅に名残りを残すだけ小鳥が跳ねるように低く飛んで喜び・・・
リビングに独りエアコンの風の音が絶え間ないけど聞こうとしなければ聞こえないこの・・・
いつもの美容院で髪をカットしてもらうその人は話せば応えてくれて雑誌に見入れば黙・・・
砂浜で 手に掬い上げた砂をキミは それを 口元に運び祈るように ささめく重ねた手・・・
「これ砂糖入ってないやん」僕が飲むかい?と差し出したコーヒーをひと口飲んだ次男・・・
時の支配は 想いで超えられると懸命に 想いで生きてきたでも 違うんだね・・・その・・・
冬色は枯葉色。地味で目立たない枯葉色。でも温かな色。たくさんの生命の欠片が宿って・・・
求めていくから 得られるのだと思う願っていくから 叶えられるのだと思う祈っていく・・・
合いたる願い 叶えられるその日まで私の中の月が曇らぬように心の鏡今夜も抱きしめな・・・